保育について

園の広場

ゆりぐみ【にこにこ看板を作りました】

 みんなで作ったにこにこ看板。園では『にこにこ運動』と称して“ポイ捨て禁止”“スピード注意”等の地域の美化や交通安全の看板を作って取り付けたり、実際に園周辺のゴミ拾いを行なったりしています。今回、近くの公民館敷地内のゴミ拾いをすると、ジュースの空き缶やお菓子の袋などが落ちており、子ども達は「あっ、ごみがあった」「こっちにもあった」と積極的に拾っていました。「汚い街は嫌だ」「ゴミはごみ箱にすてないといけない」と実感していました。この経験が、自分の身の回りの片付けや整理整頓にも繋ぐことができればと思っています。

7月の目標

*夏期の健康・衛生に留意し、快適に過ごせるようにする
*夏ならではの全身を使った遊びを保育者や友達と楽しむ
*身近な動植物や夏の自然現象に触れ、興味・関心をもつ

ゆりぐみ【おいしいトマトにな~れ】

 トマトの苗を植えました。実際、トマトの苗を目にして、葉っぱの形や大きさを見たり触れたり、匂いを嗅ぎ、五感を通してその特徴を知ることができました。絵本で野菜の生長過程を見ていたこともあり、野菜が育つためには「水」「太陽」「土」が必要だという事を覚えていて、苗を植える際も優しく土をかぶせたり水やりができていました。順番に水やりをしながら、苗の生長を観察し、早くトマトが実をつけないか楽しみにしている子ども達です。隣の畑ではさくら組さんが栽培しているナスときゅうりも生長しているので、一緒に観察しながらそれぞれの野菜の育ちの特徴に気づくことができればと思っています。

6月の目標

*梅雨期の健康・安全・衛生面に気を配りながら、心地よい生活ができるようにする
*生活の仕方がわかり、身支度や片付けなどに自ら取り組む
*梅雨期の身近な自然事象、小動物に興味・関心をもち、観察したり触れたりしながら、それらの面白さ、不思議さに気づいていく

ゆりぐみ【春の草花や虫の観察】

 暖かくなり戸外でのびのびと遊ぶ子ども達。たんぽぽやシロツメクサを集めて遊ぶ子やダンゴムシやテントウムシを見つけて観察する姿など、春の自然にたくさん触れて楽しんでいます。虫眼鏡や図鑑をもって戸外へ出て「この花何て名前かな?」と調べたり、虫眼鏡を使ってダンゴムシの足の数をかぞえたりしながらいろいろな発見をすることができました。図鑑で同じ花を見つけて「カタバミって書いてある」と疑問に思ったことが解決した時や「ダンゴムシの足って10本ぐらいじゃない?」と予想し、正解の本数を知ったときは、とてもうれしい表情をしていました。これからもいろいろな自然に触れていきたいと思います。

5月の目標

*自分で出来ることに喜びを感じ、身の回りのことをしようとする
*春の自然に興味・関心を持ち、草花・虫などを見たり触れたりして楽しむ
*戸外で思いきり体を動かして気の合う友達や保育者と一緒に遊ぶ

ゆりぐみ【年間目標 ~みんなで楽しく運動遊び~ 】

 4~5歳児になると、友達と一緒に運動することに楽しさを見出し、また環境との関わり方や遊び方を工夫しながら、多くの動きを経験します。特に全身のバランスをとる能力が発達し、身近にある用具を使って操作するような動きも上手になってくるので、持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、押す、引くなどの用具を操作する動きも遊びの中に取り入れて遊びの幅をひろげていきたいです。そして、運動発達には個人差があるので、結果より子どもの取り組む過程を大切にして、小さな「やったぁ!」「できたぁ!」の成功体験を繰り返すことで自信・意欲がもてるようにしたいと思っています。

4月の目標

*生活の仕方がわかり、身の回りのことを自分で行っていく。
*約束を守りながら、戸外で思いきり体を動かして友達や保育者と一緒にのびのびと遊ぶ。
*春の自然に興味・関心を持ち、植物や生き物を見たり、触れて遊ぶことを楽しむ。

ゆりぐみ【言葉遊びって楽しいね】

 しりとりや逆さ言葉など言葉遊びに興味をもってきた子ども達。先日は、名前の文字を使ってAグループは○○ちゃんの“あ”が頭につく言葉をBグループは△△君の“い”の付く言葉を探すという言葉遊びをしました。最初は戸惑いがありましたが、保育者にヒントをもらうと次々といろいろな言葉がでてきました。その後、自分が考えた言葉を絵にして楽しむこともしました。“ゆ”がつく言葉では湯を思いつき温泉の絵を描いた子がいて、子ども達の発想の豊かさに驚かされました。今後も、いろんな遊びを通して、言葉の面白さを友達と楽しんでいきたいと思います。

3月の目標

*気温差や活動に応じた生活の仕方を知り、健康に過ごせるようにする。
*進級に期待を持ち、意欲的に行動する。
*身近な自然の変化に気付き、春の訪れに関心を持つ。

ゆりぐみ【人間すごろく遊び】

 自分が駒になり、サイコロの目の数だけ進んでいく人間すごろく遊びをしました。サイコロの目が1~3はすぐにわかりますが、4.5と数が増えると進むのに戸惑う子もいて、保育者が手伝ったりお友達が一緒に数を数えてくれることで安心して進むことができていました。また、慣れてくると大きい目の数がでると早く上がれることに気づき、サイコロを転がすたびに喜んだり残念がったりする声があがっていました。そして、マスの目の中に「変顔をする」等のお題を加えると、「恥ずかしい」と言いながらもみんなの前で披露し、ますます盛り上がりました。これからも、生活や遊びの中で楽しく数に触れていきたいです。

2月の目標

*健康に過ごせるよう、手洗い、うがい、衣服の調節をするなど、冬の生活に必要な習慣を身につける
*友達と共通のイメージを持って遊びを進めたり、工夫したりする楽しさを味わう
*雪や氷、霜柱など自然現象に興味・関心を持つ

ゆりぐみ【ルールのある遊び】

 最近、ゆり組では遊具で遊ぶだけではなく、友達や保育者と一緒にルールのある遊びを楽しんでいます。ケイドロやます鬼、増やし鬼などいろいろな遊びを「一緒に遊ぼう」と保育者や友達を誘って元気いっぱい走り回っています。鬼遊びでは、どうやったら捕まえることができるか作戦を考えながら友達と協力して捕まえている姿も見受けられるようになりました。しかし、遊ぶ中で「○○ちゃんがぶつかってきてこけた」などのトラブルもよく起きるので「どうしたらぶつからないかな?」等と当人同士だけではなく、みんなで考える時間をつくっています。保育者が全てを決めてしまうのではなく、上手くいってもいかなくても、子ども達の意見を尊重して遊びに取り入れながら関わっているところです。

1月の目標

*冬の健康・安全に留意し、健康に過ごせるようにする
*冬の自然現象に興味・関心を持ち、戸外でも寒さに負けずに元気に遊ぶ
*日本ならではの行事や遊びに興味・関心を持ち楽しむ

ゆりぐみ【浦島太郎の劇遊び】

 お話を聞くのが大好きなゆり組さん。みんなで『浦島太郎』の劇に挑戦することにしました。まず歌に取り組みましたが、今回はよく知っている童謡曲を浦島太郎のお話の替え歌にしたものだったので、すぐに覚えて友達と楽しんで歌うことができました。そして、配役が決まるとセリフの練習。始めは、なかなか大きな声が出せませんでしたが、回を重ねると少しずつ自信がつき大きな声で言えるようになってきました。一人ひとりが自分の役やセリフに責任を持ち演じようと頑張ったり、劇中の踊り、背景などにもクラス全員で取り組み、クラス皆で作り上げる喜びや達成感を味わうことができました。この劇は、発表会で披露いたします。どうぞお楽しみください。

12月の目標

*寒さや活動に応じて、室内環境や衣服調節などに配慮し、健康に過ごせるようにする
*自分の思いや考えを伝えあい、共感しながら友達と一緒に表現することを楽しむ
*季節の変化に興味・関心を持ち、冬の訪れを知る

ゆりぐみ【初めての稲刈り】

 春に植えた苗が生長し立派な稲になっていて驚いていた子ども達。稲刈りの方法を保育者がして見せると興味津々でした。いざ稲刈りが始まると、稲をハサミで一度にたくさん切ろうとして、なかなか切ることができず「切れない!」と悪戦苦闘していました。「少しずつ切るといいよ」と知らせると、コツがわかり次々切っていました。また、保育者と一緒に鎌をもって刈ることにも挑戦し、一度にたくさん切れることに驚きと喜びを感じ、束になった稲を「見て!」と嬉しそうでした。その後、脱穀・精米を経験し、「米」になるまでの大変さを実感すことができたようです。いろいろな食育体験を通して食べ物を大切にする気持ちが育ってくれればと思います。

11月の目標

*気温の変化に気づき、衣服の調節や手洗い・うがいを行い健康に過ごせるようにする
*寒さに負けない体づくりをし、のびのびと体を動かして遊ぶことを楽しむ
*保育者や友達と共通の目的をもって、活動したり遊ぶことを楽しむ

ゆりぐみ【大切な命】

 やっと秋らしくなってきて、園庭にはトンボがたくさん飛んでいます。虫網や自分の帽子を使って、トンボを夢中になって追いかける子ども達でしたが、素早いトンボを捕まえることは難しかったようです。しかし、やっと捕まえたトンボは、一度にたくさんの子が触れてしまったことで体が折れて死んでしまいました。「あ~あ、○○君のせい」という子もいて、みんなで『命』について考えてみました。「もっと優しく触ればよかった」「死んだら生き返らない」など子どもたちなりに一生懸命考えていました。命の尊さなどまだ難しい話でしたが、命は一つしかない大事なものと考える良い機会となりました。

10月の目標

*気温の変化に応じて保健的で安全な環境をつくり、健康瀬快適に過ごせるようにする
*ルールのある遊びやごっこ遊びを楽しむ中で、友達に思いを伝え、繋がりを広げていく
*身近な秋の自然に触れたり、収穫を楽しんだりしながら季節の変化や自然現象に興味・関心をもつ

ゆりぐみ【色水遊び】

 先日色水遊びをしました。赤・黄・青・緑・白などの色水を準備すると「赤と黄色を混ぜる」「僕は赤と白」と好きな色を選んでは混ぜ合わせては友達と見せ合っこしていました。混ぜると色が変わることは、今までの経験からすでに知っていて、中には最初から紫を作るといって赤と青を混ぜる子もいました。でも、同じ赤と青を混ぜても分量によって、赤味がかった紫や青味がかった紫ができ「同じ色を混ぜたのに?」と不思議そうにしながらも自分たちで考えようとする姿が見られました。色の明暗については、少し難しかったようですが皆で比べながら明るい色と暗い色を区別していきました。「なぜ?」「どうして?」と思ったことを友達と一緒に調べながら興味・関心を高めていきたいと思います。

9月の目標

*夏の疲れや気温の変化による体調の崩れに留意し、健康に過ごせるようにする
*自分の気持ちや考えを伝えたり、相手の気持ちを知りながらルールのある遊びや集団遊びを楽しむ

ゆりぐみ【シャワーって気持ちいい~】

 沐浴をすると、汗でベタベタだった体もスッキリ!しかし、始めは沐浴後の始末がうまくできず、髪の毛が濡れたままで水が垂れていたり、背中が濡れているのに気づかずそのまま服を着ようとする子などが多く見られました。上から順番に拭いていくことや背中の拭き方などを知らせていくことで、少しずつ自分で気がけたり友達同士「濡れているよ」と声をかけあいながら拭くようになってきました。保育者の声掛けもまだ必要ですが、褒めながら対応していきたいと思います。また、着替えも自分でできますが、前後ろだったり、服がめくれていてもそのままの子がいるので、合わせて声をかけていきたいと思います。

8月の目標

*汗をかいたら衣服を着替えるなど、自分で気づき、身の回りの始末を丁寧に行おうとする。
*十分な水分補給、休息を摂っていく。
*水、泥などの身近な素材を使って、友達や保育者と一緒に夏ならではの遊びを楽しむ。