保育について

園の広場

ゆりぐみ【楽しかったお店屋さんごっこ】

 待ちに待ったお店屋さんごっこ。今年はお店屋さんにも挑戦し「いらっしゃい、いらっしゃい~」と大きな声で呼びかけながら商品とお金の受け渡しを頑張りました。50円が2枚で100円になることや50円の商品を100円で支払うとおつりがあることは、まだ難しいようで、保育者や年長さんに教えてもらいながら行いました。お買い物は、自分の分だけでなく小さい子の財布の中も確認し「どれがいい?」等と聞きながら、お買い物する姿がとても微笑ましかったです。また、お店屋さんごっこを通して「八百屋」「雑貨屋」等といろいろなお店があることがわかり、お店への興味も高まっています。また、お金や数字への関心もあるので遊びを楽しみながら知らせていきたいです。

11月の目標

*気温の変化に気づき、衣服の調節や手洗い・うがいを行い、健康に過ごせるようにする
*寒さに負けない体づくりをし、のびのびと体を動かして遊ぶことを楽しむ
*保育者や友達と共通の目的を持って、活動をしたり遊ぶことを楽しむ

ゆりぐみ【はかりっこ・くらべっこ】

 お部屋の中にある物や果物の重さを計りではかったり、普段使っている玩具や用具の長さを定規を使ってはかり、比べっこして楽しみました。目盛りを読むのはまだ難しいので、目盛りの所にカラーテープを貼ってどちらが重いか・長いか等を比べていきました。いろいろな物を比較するとき、子ども達は全てを「大きい・小さい」という言葉で表現していました。しかし、今回比べっこすることで、比べっこすることで比べる物により「大小」「重い・軽い」「長短」「高低」「多少」等の言葉があることに気づき、意識して使おうとしていました。私達大人も、日頃からこういう言葉を積極的に使っていきたいと思いました。

10月の目標

*気温の変化に応じて保健的で安全な環境を作り、健康で快適に過ごせるようにする
*ルールのある遊びやごっこ遊びを楽しむ中で、友達に思いを伝え、繋がりを広げていく
*身近な秋の自然に触れたり、収穫を楽しんだりしながら季節の変化や自然事象に興味・関心をもつ

ゆりぐみ【体のつくり】

 体の部位(顔・首・胴・手・足)を組み合わせて人物を作りました。人はいろいろな動きができるように関節というものがあり、曲げたりのばしたり、回したりができるようなっていることを説明すると「肘が曲がる」「膝も曲がるよ」と気づくことができました。中には自分の体を動かしながら首や肩も動くと知らせてくれる子もいました。始めは、ポーズを決め全員で直立だった人物の部位を動かして遊びましたが、慣れてくると自分でいろいろなポーズを作って保育士や友達に見せて楽しむことができました。部位のつながりという点で、腕が胴の中央からでている子もおり、腕は肩から繋がっていること等も今回の貼り絵で知らせる事ができ、体のつくりに興味をもった子ども達でした。

9月の目標

*夏の疲れや気温の変化による体調の崩れに留意し、健康に過ごせるようにする
*自分の気持ちや考えを伝えたり、相手の気持ちを知りながらルールのある遊びや集団遊びを楽しむ

ゆりぐみ【夏野菜スタンプ】

 夏野菜には何があるのか尋ねると、すぐにきゅうり、オクラ、ナス等があがり、他にもトマトやスイカ等もあることを知らせると「あー!そっか!」と思い出していました。触ったり、匂いを嗅いだりする中で「なんかふわふわしている」「「ぼこぼこしている」等、野菜の特徴に気づくことができていました。また、包丁で切ると、中に種が入っていたり、皮と中身では色が違うこと等の発見もあり、また、種の中でも、食べられる種と食べられない種があることを知らせてもらうと不思議そうにしていた子ども達でした。切った野菜は、そのままスタンプにして野菜の形を組み合わせて、トンボやクマ・お家等、いろいろものを表現して楽しみました。

8月の目標

*汗をかいたら衣服を着替えるなど、自分で気づき身の回りの始末を丁寧に行おうとする
*十分な水分補給、休息をとっていく
*水、泥などの身近な素材を使って、友達や保育者と一緒に夏ならではの遊びを楽しむ

ゆりぐみ【にこにこ看板を作りました】

 みんなで作ったにこにこ看板。園では『にこにこ運動』と称して“ポイ捨て禁止”“スピード注意”等の地域の美化や交通安全の看板を作って取り付けたり、実際に園周辺のゴミ拾いを行なったりしています。今回、近くの公民館敷地内のゴミ拾いをすると、ジュースの空き缶やお菓子の袋などが落ちており、子ども達は「あっ、ごみがあった」「こっちにもあった」と積極的に拾っていました。「汚い街は嫌だ」「ゴミはごみ箱にすてないといけない」と実感していました。この経験が、自分の身の回りの片付けや整理整頓にも繋ぐことができればと思っています。

7月の目標

*夏期の健康・衛生に留意し、快適に過ごせるようにする
*夏ならではの全身を使った遊びを保育者や友達と楽しむ
*身近な動植物や夏の自然現象に触れ、興味・関心をもつ

ゆりぐみ【おいしいトマトにな~れ】

 トマトの苗を植えました。実際、トマトの苗を目にして、葉っぱの形や大きさを見たり触れたり、匂いを嗅ぎ、五感を通してその特徴を知ることができました。絵本で野菜の生長過程を見ていたこともあり、野菜が育つためには「水」「太陽」「土」が必要だという事を覚えていて、苗を植える際も優しく土をかぶせたり水やりができていました。順番に水やりをしながら、苗の生長を観察し、早くトマトが実をつけないか楽しみにしている子ども達です。隣の畑ではさくら組さんが栽培しているナスときゅうりも生長しているので、一緒に観察しながらそれぞれの野菜の育ちの特徴に気づくことができればと思っています。

6月の目標

*梅雨期の健康・安全・衛生面に気を配りながら、心地よい生活ができるようにする
*生活の仕方がわかり、身支度や片付けなどに自ら取り組む
*梅雨期の身近な自然事象、小動物に興味・関心をもち、観察したり触れたりしながら、それらの面白さ、不思議さに気づいていく

ゆりぐみ【春の草花や虫の観察】

 暖かくなり戸外でのびのびと遊ぶ子ども達。たんぽぽやシロツメクサを集めて遊ぶ子やダンゴムシやテントウムシを見つけて観察する姿など、春の自然にたくさん触れて楽しんでいます。虫眼鏡や図鑑をもって戸外へ出て「この花何て名前かな?」と調べたり、虫眼鏡を使ってダンゴムシの足の数をかぞえたりしながらいろいろな発見をすることができました。図鑑で同じ花を見つけて「カタバミって書いてある」と疑問に思ったことが解決した時や「ダンゴムシの足って10本ぐらいじゃない?」と予想し、正解の本数を知ったときは、とてもうれしい表情をしていました。これからもいろいろな自然に触れていきたいと思います。

5月の目標

*自分で出来ることに喜びを感じ、身の回りのことをしようとする
*春の自然に興味・関心を持ち、草花・虫などを見たり触れたりして楽しむ
*戸外で思いきり体を動かして気の合う友達や保育者と一緒に遊ぶ

ゆりぐみ【年間目標 ~みんなで楽しく運動遊び~ 】

 4~5歳児になると、友達と一緒に運動することに楽しさを見出し、また環境との関わり方や遊び方を工夫しながら、多くの動きを経験します。特に全身のバランスをとる能力が発達し、身近にある用具を使って操作するような動きも上手になってくるので、持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、押す、引くなどの用具を操作する動きも遊びの中に取り入れて遊びの幅をひろげていきたいです。そして、運動発達には個人差があるので、結果より子どもの取り組む過程を大切にして、小さな「やったぁ!」「できたぁ!」の成功体験を繰り返すことで自信・意欲がもてるようにしたいと思っています。

4月の目標

*生活の仕方がわかり、身の回りのことを自分で行っていく。
*約束を守りながら、戸外で思いきり体を動かして友達や保育者と一緒にのびのびと遊ぶ。
*春の自然に興味・関心を持ち、植物や生き物を見たり、触れて遊ぶことを楽しむ。

ゆりぐみ【言葉遊びって楽しいね】

 しりとりや逆さ言葉など言葉遊びに興味をもってきた子ども達。先日は、名前の文字を使ってAグループは○○ちゃんの“あ”が頭につく言葉をBグループは△△君の“い”の付く言葉を探すという言葉遊びをしました。最初は戸惑いがありましたが、保育者にヒントをもらうと次々といろいろな言葉がでてきました。その後、自分が考えた言葉を絵にして楽しむこともしました。“ゆ”がつく言葉では湯を思いつき温泉の絵を描いた子がいて、子ども達の発想の豊かさに驚かされました。今後も、いろんな遊びを通して、言葉の面白さを友達と楽しんでいきたいと思います。

3月の目標

*気温差や活動に応じた生活の仕方を知り、健康に過ごせるようにする。
*進級に期待を持ち、意欲的に行動する。
*身近な自然の変化に気付き、春の訪れに関心を持つ。

ゆりぐみ【人間すごろく遊び】

 自分が駒になり、サイコロの目の数だけ進んでいく人間すごろく遊びをしました。サイコロの目が1~3はすぐにわかりますが、4.5と数が増えると進むのに戸惑う子もいて、保育者が手伝ったりお友達が一緒に数を数えてくれることで安心して進むことができていました。また、慣れてくると大きい目の数がでると早く上がれることに気づき、サイコロを転がすたびに喜んだり残念がったりする声があがっていました。そして、マスの目の中に「変顔をする」等のお題を加えると、「恥ずかしい」と言いながらもみんなの前で披露し、ますます盛り上がりました。これからも、生活や遊びの中で楽しく数に触れていきたいです。

2月の目標

*健康に過ごせるよう、手洗い、うがい、衣服の調節をするなど、冬の生活に必要な習慣を身につける
*友達と共通のイメージを持って遊びを進めたり、工夫したりする楽しさを味わう
*雪や氷、霜柱など自然現象に興味・関心を持つ

ゆりぐみ【ルールのある遊び】

 最近、ゆり組では遊具で遊ぶだけではなく、友達や保育者と一緒にルールのある遊びを楽しんでいます。ケイドロやます鬼、増やし鬼などいろいろな遊びを「一緒に遊ぼう」と保育者や友達を誘って元気いっぱい走り回っています。鬼遊びでは、どうやったら捕まえることができるか作戦を考えながら友達と協力して捕まえている姿も見受けられるようになりました。しかし、遊ぶ中で「○○ちゃんがぶつかってきてこけた」などのトラブルもよく起きるので「どうしたらぶつからないかな?」等と当人同士だけではなく、みんなで考える時間をつくっています。保育者が全てを決めてしまうのではなく、上手くいってもいかなくても、子ども達の意見を尊重して遊びに取り入れながら関わっているところです。

1月の目標

*冬の健康・安全に留意し、健康に過ごせるようにする
*冬の自然現象に興味・関心を持ち、戸外でも寒さに負けずに元気に遊ぶ
*日本ならではの行事や遊びに興味・関心を持ち楽しむ

ゆりぐみ【浦島太郎の劇遊び】

 お話を聞くのが大好きなゆり組さん。みんなで『浦島太郎』の劇に挑戦することにしました。まず歌に取り組みましたが、今回はよく知っている童謡曲を浦島太郎のお話の替え歌にしたものだったので、すぐに覚えて友達と楽しんで歌うことができました。そして、配役が決まるとセリフの練習。始めは、なかなか大きな声が出せませんでしたが、回を重ねると少しずつ自信がつき大きな声で言えるようになってきました。一人ひとりが自分の役やセリフに責任を持ち演じようと頑張ったり、劇中の踊り、背景などにもクラス全員で取り組み、クラス皆で作り上げる喜びや達成感を味わうことができました。この劇は、発表会で披露いたします。どうぞお楽しみください。

12月の目標

*寒さや活動に応じて、室内環境や衣服調節などに配慮し、健康に過ごせるようにする
*自分の思いや考えを伝えあい、共感しながら友達と一緒に表現することを楽しむ
*季節の変化に興味・関心を持ち、冬の訪れを知る