保育について

園の広場

すみれぐみ【お買い物楽しいな】

 お店屋さんごっこでは、大きな袋を持って年長児さんにリードしてもらいながらお買い物を楽しみました。買い物は、次々にほしい物を買っていく子もいれば、どれにしようかな?と慎重に品定めする子と、いろいろな子がいました。お金の支払いは、年長児さんや保育者に手伝ってもらいながら値札と一緒の色のお金を財布から一生懸命とりだして払うことができていました。その後も子ども達の間ではお店屋さんごっこが続き、玩具を商品に見立てて買い手だけでなく年長児さんがしていた売り手を模倣して「いらっしゃい、いらっしゃい」「どれがいいですか?」と言葉のやりとりをしながら遊びが広がっています。子ども達の発想で遊びが広がるよう環境つくりに努めていきたいと思います。

11月の目標

*気温の変化や体調に留意し、健康的に過ごせるようにする
*保育者や友達と簡単な言葉のやり取りやごっこ遊びを楽しむ

すみれぐみ【おもちゃ貸せるかな?】

 おもちゃで遊んでいると「かーして」「いやだ」という声が聞こえてきました。近くにいた保育者が気づいて声をかけると「おもちゃを貸してくれない」と訴えていました。2歳児になると友達への興味が高まり友達が使っているおもちゃを自分も使ってみたいという気持が強くなります。物の貸し借りとして「貸して」という言葉は使えても、貸す方は「まだ遊んでいるのに」と譲ることが難しいのが現状でトラブルになってしまいます。「貸してほしい」「まだ使いたい」という両者の気持ちを受け入れながら、「たくさん持っているから分けてあげよう」「○○君の次に貸してもらおう」等と分かりやすい言葉で伝え対応しています。上手くいくことばかりではありませんが、繰り返し知らせていきたいと思います。

10月の目標

*季節の変化や朝晩の気温の変化に留意し、健康的に過ごせるようにする
*体を動かしたり、戸外に出かけどんぐりや落ち葉などに触れたりしながら、秋の自然に興味をもつ

すみれぐみ【夏ならではのダイナミックな遊び】

 夏は「ぬれてもへっちゃら!」な時期だからこそ、プールやフィンガーペイントや泡遊び、寒天などを使った感触遊び等、ダイナミックにいろいろな水遊びを楽しむことができました。中でも泡遊びは、泡を集めてカップに入れ「ジュースです」嬉しそうに持ってきてくれたり、「見て」とお腹にぬるぬるの泡をつけて「お風呂だよ」と言って見立てて楽しむ姿も見られました。この夏経験した遊びは、子ども達の好奇心を刺激するだけではなく、創造する力が育ち、五感を通して色や形、様々な素材に親しむ大切な体験にもなりました。また、遊びの中で友達とも関わろうとする姿も見られるようになり、夏の成長を今後につなげていきたいと思います。

9月の目標

*夏の疲れや室内外の気温差からくる体調の変化に留意し、心身の疲れを癒やす
*友達と関わりながら、体を動かして遊ぶことを楽しむ

すみれぐみ【片付け、できるようになったよ】

 進級当初は、身の回りの片付けはまだ難しく、保育者が一人ひとりに声をかけたり手伝いが必要でした。しかし、4か月経った今は、沐浴前に自分の脱いだ汗をかいた衣類をビニール袋の中に入れてカバンにしまい、ロッカーに片付けるまでができるようになりました。また、ビニール袋を結ぶ事にも興味がでてきて、保育者と一緒にしたり、自分でやってみようとする子もおり、中には「見て」と結んだ袋を見せてくれる子もいます。その日の気持ちで甘えて手伝いを求める子もいますが、「自分で」の気持ちを大切にしながら、まずは見守り、少しでもできたら「できたね」「すごいね」と褒めて次の意欲に繋げていきたいです。

8月の目標

*活動と休息のバランスをとりながら、一人ひとりの健康状態を把握し、快適に過ごせるようにする
*夏の自然や生き物に触れ、興味を持ち保育者や友達と夏ならではの遊びを楽しむ

すみれぐみ【ピッカピカの歯】

 6月の歯の衛生週間では、ばい菌退治ごっこをしたり遊びの中で歯磨きの大切さを知らせていきました。給食後、歯磨きの時間になると「お口の中のばい菌さんをやっつけよう」と保育者が声をかけると一生懸命磨こうとする姿が見られる反面、歯ブラシを口に入れてすぐに「できた」と磨いてもらうのを待っている子と様々です。虫歯をつくらない、丈夫な歯を作るために歯磨きは大切なことであることや、「前歯」「奥歯」などを知らせながら、歯ブラシをきちんと歯に当てて磨けるようにしていきたいと思います。園と家庭での歯磨きの習慣をつけていきながら、虫歯のない歯をつくっていきましょう。

7月の目標

*夏季の保健衛生に留意し、健康に過ごせるようにする
*保育者や友達と関わりながら様々な素材に触れ、夏ならではの遊びを楽しむ

すみれぐみ【食べれるよ!】

 子ども達が大好きな給食の時間。苦手な食べ物があるKちゃんは「これ嫌~」と食材を見て言っていましたが、周りのお友達が「美味しいね~」というのを見て一口だけ食べてみることに。すると…「見て!先生食べたよ」」と気が付く一口のつもりがお皿の中が空っぽに!「えっ!すごい、全部食べたの!」と保育者が聞くと「うん、おいしかった」と笑顔で教えてくれました。周りのお友達の姿を見て、苦手な食べ物も少しだけでもでも頑張って食べてみようとするKちゃんのある日の給食の時間でした。今後も美味しい給食を食べながら、食への興味を引き出していきたいです。

6月の目標

*梅雨時期を健康・安全に配慮しながら、一人ひとりが快適に生活できるようにする。
*梅雨の自然を見たり、触れたりして興味をもつ

すみれぐみ【チューリップかわいいな】

  すみれ組の部屋にチューリップの花が飾ってありました。玄関にも植えてあったので子ども達は興味津々!「〇〇色だね。かわいいね」と間近で観察する姿がとても可愛く、歌の時間は手の平で花の形を作って元気に歌っています。また、Aちゃんは花びらが散っているのを悲しそうに見ていて「チューリップこわれちゃった」と一言。「散る」という表現ができなくて「こわれちゃった」と表現したAちゃんですが、チューリップを思う優しい気持が保育者にも伝わり、子どもの感受性の豊かさに改めて驚いた瞬間でした。子どもの心からの言葉を大切に受け止め・共感しながらも正しい言葉での表現も知らせていきたいと思います。

5月の目標

*保育者の援助を受けたり仕方を知らせてもらいながら、身の回りのことを自分でしてみようとする
*春の自然を感じながら、保育者や友達と一緒に身体を動かして遊ぶ

すみれぐみ【年間目標 ~運動、表現遊び~ 】

 2歳児になると、運動機能(全身運動・手指運動)が発達し、言葉もたくさん聞かれるようになります。また、情緒面でのいろいろな感情が育ってくる時期でもあります。このような発達の特徴からすみれ組では一年間、友達や保育者と一緒に身の回りの様々な物に触れ、見たり聞いたり体験して感じたことを身体や絵画、音楽などいろいろな方法で表現することを楽しんでいきたいと思っています。大人の固定概念ではなく、子ども達が感じたことを自由に表現できる環境をつくり、一人ひとりの表現を認めたり「たのしいな」「またしたいな」と感じることができるようにしていきたいと思います。

4月の目標

*新しい環境や保育者に慣れて安心して過ごす。
*保育者や友達と一緒に好きな遊びを楽しむ。

すみれぐみ【もうすぐたんぽぽ組さん!】

 たんぽぽ組への進級を控え少しずつ準備をしています。部屋が2階になるので階段の上り下りの練習も行っていますが、慣れない階段に足がすくむ子もいて、保育者と一緒に一段一段慎重に上り下りしています。
また、お昼寝の布団は自分で敷いたりお片付けも頑張っています。最初はなかなか上手くいかず保育者の手をかりていましたが、自分の布団ということが嬉しくて意欲的に取り組み、今では随分一人でできるようになりました。少しずつ自分で出来ることが増えてきて自ら頑張る姿もあれば、時には甘えて一緒に行うこともあります。一人ひとりの気持ちを受け入れながら残りの日を過ごしていきたいと思います。

3月の目標

*進級することに期待をもち、身の回りのことを自分で行っていく
*春の訪れを感じながら、戸外で身体を動かして遊ぶことを楽しむ

すみれぐみ【氷だ!】

 とても寒い朝。園内を散策すると園庭のすみっこで氷の塊を発見!早速手を伸ばす子ども達。保育者が氷を剥がしとって手渡すと、光に反射してキラキラ輝く様子をうっとり眺めたり、自分の手で触ってつるつる感や冷たさを感じていました。中には、水たまりが凍ってできた氷を踏んでバリバリと割れる音を楽しむ子もいました。しかし、しばらくすると、さっきまでの楽しそうな表情が一変して「いた~い!」「さむ~い!」と、半泣き顔に・・・かじかんだ手を温めに、急いでお部屋に帰りました。

2月の目標

*簡単な身の回りのことを促されたり見守られるなか自分で行い出来る喜びを感じる
*いろいろな遊びの中で気持ちや自分の思いを言葉で表現し、友達や保育者と言葉のやり取りを楽しむ

すみれぐみ【魔法の言葉】

 今までは、登園すると笑顔で入ってくるだけだった子ども達。しかし、保育者が毎日「おはよう」と、挨拶をすると子ども達からも元気な声で「おはようございます」の言葉が聞かれるようになったり、「○○ちゃん、おはよう」などと子ども同士のやりとりも見られるようになってきました。また、生活の中で「いただきます」「ありがとう」などの挨拶も覚えています。しかし、友達とのやり取りの中で、ちょっとしたトラブルになり悪いことをしたとわかっていても「ごめんね」の言葉がなかなか言えない子がいます。相手の気持ちなどを知らせながら言葉にできるようにかかわっています。挨拶は人と人を繋ぐ大切な言葉です。大人が手本となりながら、生活の中で必要な挨拶や言葉を自然と使えるように関わっていきたいです。

1月の目標

*冬の保健衛生に留意し、生活リズムを整え健康に過ごせるようにする
*友達との関りの中で、約束事を知ったり、簡単なルールのあるあそびやお正月遊びを楽しむ

すみれぐみ【お医者さんごっこ楽しかったよ】

 お医者さんごっこすることを伝えると「やりたーい」と大喜びの声。自分がやりたいことができるように、各コーナーで遊べるようにしていたことで好きな所を見つけながら楽しく遊び始めました。「痛いところないですか?」「注射しますね」等と言いながら聴診器をあてたり、カットバンを貼ったりしながらお医者さんになりきる子やお布団に寝転んで、病気や怪我をした人になりきる子などお互いに言葉を交わしながら楽しむ姿が微笑ましかったです。中でも、保育者はどうやら大けがをしていたようで子ども達からカットバン攻めにあってしまいました。

12月の目標

*冬の健康な生活を知り、自分で行いながら元気に過ごす
*保育者や友達と見立て遊びをしたり、行事に参加することを楽しむ