保育について

園の広場

つぼみぐみ【楽しい水遊び】

 プール遊びが大好きな子どもたち。最初は小さめのプールや洗面器を用意して、少しずつ水に触れていきました。「気持ちいいね」「冷たいね」と手や足に優しく水をかけるとかわいい笑顔をみせてくれます。水に触れるのを嫌がっていた子も、回数を重ねる毎に段々慣れてきて、今ではプールの中にはいって積極的に遊べるようになってきました。手で水を「ぱしゃぱしゃ」とたたき顔に水がかかるのを楽しんだり、スポンジや水鉄砲などで体にかけられることも楽しんでいます。水遊びの疲れで給食中うとうとしながらご飯を食べるかわいらしい姿も見られました。

8月の目標

*暑さによる体調の変化に留意し、水分補給や休息を十分にとりながら、快適に過ごせるようにする
*保育士と一緒に夏の自然に触れたり、一人ひとりに合わせたダイナミックな遊びを楽しむ

ももぐみ【スプーン頑張っているよ!】

 現在、子ども達は給食やおやつを食べる時にスプーンを使っていますが、片手にスプーンをもって手づかみ食べの子、思うようにすくえず手でスプーンをのせて食べる子、上手持ちの子と様々です。でも、保育者が手を添えたり、持ち方やすくい方を知らせると、頑張ってスプーンを使って食べようとするようになり嬉しく思っています。今後、一人ひとりに応じて箸への移行とつながる下手持ち、三指持ちを目標に取り組んでいきたいと思います。まだまだ、食べこぼしが多いですが、小さな成長を認め喜びを共有しながら「自分で食べたい」という意欲に繋げていけたらと思っています。

8月の目標

*夏期の保健衛生に留意し、環境を整え快適に過ごせるようにする
*夏ならではの素材、自然物に触れ、体を動かして遊ぶことを楽しむ

すみれぐみ【片付け、できるようになったよ】

 進級当初は、身の回りの片付けはまだ難しく、保育者が一人ひとりに声をかけたり手伝いが必要でした。しかし、4か月経った今は、沐浴前に自分の脱いだ汗をかいた衣類をビニール袋の中に入れてカバンにしまい、ロッカーに片付けるまでができるようになりました。また、ビニール袋を結ぶ事にも興味がでてきて、保育者と一緒にしたり、自分でやってみようとする子もおり、中には「見て」と結んだ袋を見せてくれる子もいます。その日の気持ちで甘えて手伝いを求める子もいますが、「自分で」の気持ちを大切にしながら、まずは見守り、少しでもできたら「できたね」「すごいね」と褒めて次の意欲に繋げていきたいです。

8月の目標

*活動と休息のバランスをとりながら、一人ひとりの健康状態を把握し、快適に過ごせるようにする
*夏の自然や生き物に触れ、興味を持ち保育者や友達と夏ならではの遊びを楽しむ

たんぽぽぐみ【まちに待ったプール開き】

 水の感触が心地よい季節となり、いよいよプール遊びが始まりました。プールに入るとすぐに「キャー!」と笑顔がこぼれ歓声が聞こえます。まだ、水が顔にかかることが苦手な子もいるので、少しずつ水に慣れるよう、水を掛け合ったり、アヒル歩きやワニ歩きを行っています。体育遊びでは、プールの中をグルグル走って大きな洗濯機を作って楽しみました。今後も、大好きな水遊びを皆が一緒に楽しめるようにしていきたいと思います。また、プールや沐浴の後は自分で体を拭くようにしています。体の部位を知らせながら頑張って拭いている子ども達です。

8月の目標

*暑い夏の健康・安全・清潔に留意し快適に過ごそうとする
*夏の生活の仕方を身につけ、簡単な身の回りのことを自分で行っていく
*保育者や友達と一緒に、夏の開放的な遊びを楽しむ

ゆりぐみ【夏野菜スタンプ】

 夏野菜には何があるのか尋ねると、すぐにきゅうり、オクラ、ナス等があがり、他にもトマトやスイカ等もあることを知らせると「あー!そっか!」と思い出していました。触ったり、匂いを嗅いだりする中で「なんかふわふわしている」「「ぼこぼこしている」等、野菜の特徴に気づくことができていました。また、包丁で切ると、中に種が入っていたり、皮と中身では色が違うこと等の発見もあり、また、種の中でも、食べられる種と食べられない種があることを知らせてもらうと不思議そうにしていた子ども達でした。切った野菜は、そのままスタンプにして野菜の形を組み合わせて、トンボやクマ・お家等、いろいろものを表現して楽しみました。

8月の目標

*汗をかいたら衣服を着替えるなど、自分で気づき身の回りの始末を丁寧に行おうとする
*十分な水分補給、休息をとっていく
*水、泥などの身近な素材を使って、友達や保育者と一緒に夏ならではの遊びを楽しむ

さくらぐみ【立ってできるかな】

 靴を履く時や着替え、給食の荷物の準備など、座って行うことが多く、少しずつ『立って』取り組むように促しています。衛生面もありますが、就学すると床に座って取り組む事が減ってきます。これからできるところから立っておこなえるようにしていきたいと思っています。 夏の間はプールやシャワーがあり着替える機会が多くあるため、ズボンをはく時によろけていた子もスームズにはけ、座り込まないことで早く取り組み終える子が増えました。しかし、靴はまだ難しい子が見られます。片手を壁などにつくとバランスがとりやすいようです。日々の積み重ねを大切にしながら、ご家庭と園とが一緒になって子どもの成長を育んでいきましょう。

8月の目標

*夏期の健康な過ごし方が分かり、快適に過ごす
*友達と協力したり、競い合ったりすることを楽しむ中で思い切り体を動かす
*夏の自然事象に関心を持ち、夏ならではのダイナミックな遊びを楽しむ